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会社員(友達)

野崎さん

「赤い公園」
世間にはそんな名前のヘアバンドがあるそうですね。
私は以前その名前を聞いた時、「赤の広場」の中にある公園だと思い、わざわざそのためだけにロシアに足を運んでしまいました。

当時若かった私は騙されたことに憤慨し、その「赤い公園」というヘアバンドを作っている会社にクレームの電話を入れたほどでした。
しかし、その会社の対応はあまりにもヒドいもので話が全く通じない、まさしく事なかれ主義を体現したような会社でありました(ちなみに電話に出た相手の名前をいまだに覚えているくらいです)。

そもそも、「赤い公園」という名前には甚だ恐怖を覚えます。
なぜならばそれは、滑り台から転落し、額から血を流す少年、ブランコが絡まり顔が真っ赤になる少女、遺灰で作られた砂場、二度と生きて戻れないジャングルジム。
そういったイメージを連想させる名前だからです。

せめて画数の運勢でもよければと、ネットの姓名判断で「赤い公園(姓が赤い、名が公園)」を調べてみましたが、「腹部、大腸、小腸、盲腸、十二指腸などの消化器の病気に注意してください。また、腎臓、胆嚢、肝臓の病気や、アレルギーにも注意が必要です」との診断結果でした。
私はなんだか悲しい気持ちになって目頭を押さえながら、夜中の公園に一人向かっています。

※原文のまま掲載させて頂いております。